一般住宅の外壁塗装でフッ素や無機塗料を選ぶことはあるの？

一般的に外壁塗装でフッ素や無機塗料を選ぶケースは少ないかもしれません。
おそらく一般住宅の場合はウレタン塗装やシリコン塗装が主流ではないかと思います。

フッ素や無機塗料を行うのはアパートやマンションのケースが多いです。

ただ、一般住宅でフッ素や無機塗料は使用できないのかというとそんなことはありません。

一般住宅でよく使用されるサイディングボードにも塗装できますので、建物の構成上、使えないということは一切ありません。

ただ、フッ素と無機塗料はやや値段が高額になるというデメリットがあります。

例えば、シリコン塗料で塗装した場合と値段を比較すると、フッ素が20万円ほど高くなり、無機塗料になると30万円、40万円値段が上がることが予想されます。

こういった点がややネックと考え、選択される方が少ないのが現状です。

ただ、フッ素や無機塗料は質の良さには定評があります。
一度施工してしまえば15年、20年と長い間にわたって状態を維持してくれますので、その点ではかなり魅力です。

尚、お住まいの環境によっては排気ガス汚れなどが付着し、表面が汚れて耐水性や耐光性が劣ってしまうことも考えられます。

そういった場合は10年おきに再塗装した方が良い可能性もあるので、お住まいの環境も考慮しながら、塗料を選択されてみてはいかがでしょうか。